8年前の震災のときにも、持ち物の見直しをしたのですが、
当時以上にスマホが災害時に頼れる情報源になったことを実感し、スマホの充電手段を増やしておこうと、電池で使えるモバイルバッテリーを購入しました。
といっても、実はこれ、本来の用途はUSB経由でエネループなどの充電池を充電する充電器。いざとなればモバイルバッテリーにもなるタイプです。手持ちの充電器が古くなり、機能がだいぶ見劣りするので、その買い替えも兼ねて購入しました。
購入の決め手は、モバイルバッテリーとして使う際に乾電池と充電池が混ざっていても構わないという点。
コストを考えれば充電池を使いたいけれど、いつでも用意周到に満充電のものが4本あるとは限らないし、あるものをかき集めてきてどれでも4本でOKっていうのが緊急時には役立つだろうと思っています。
乾電池の方は三菱電機のこれと決めていて、20本程度ストックしているのが常なので、このバッテリーがあればもし電源が使えなくなったとしてもスマホを充電することができます。
さて、この商品のモバイルバッテリーとしての実力ですが、同梱の説明書によると、満充電のエネループ(1900mAh)4本で2700mAhのスマホを0.5回分充電できるとあります。
試しに手元にあった3本の充電式エボルタ(1950mAh)と1本の廉価版エボルタ(1000mAh)でiPhone X(約2700mAh)を充電してみたところ、残量45%から81%まで復活させることができました。廉価版エボルタは10年くらい前に購入したものだし、電池自体の容量の差もあるので、こんなものでしょうか。
持ち運びを考えた場合、サイズこそ手のひらに収まるものの電池が4本入った状態で189gあり(本体だけなら89g)、その重量に見合うバッテリー容量は全く無いことから、基本的には非常時のモバイルバッテリーと割り切るべきと思っています。
とはいえ、近年空港で長時間足止めされるような事態も何度か起きていますし、電池さえ購入すれば繰り返し使えるバッテリーというのは他には代えられない良さがあります。旅行のときに持参するバッテリーの1つをこれにする(我が家は1人1、2個持参しています)のはありかもしれません。
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