小学生・中学生向け書籍のKindle化は過去5年でどれほど進んだか、名作200冊について調べてみました

2013年に小学校高学年向けの書籍について、どの程度Kindle化が進んでいるのか調べてみたことがありました。あれから5年。どれほど進んだのか、ふと気になり調べてみました。

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今回も『くもんの推薦図書』のリストを調べます。

古今東西の優れた図書の中から、子どもたちに人気が高く、内容的にも優れている本から650冊を選りすぐったもので、読みやすいものから深い内容の本へと5A~ I の13段階に分け、さらに各段階ごとに50冊の本を配列したものです。

5A~2Aは乳・幼児、A~Cは低学年、D~Fは高学年、G~ I は中学以上を、年齢のおおよその目安にしています。

出典:「くもんの推薦図書とは」

前回同様、小学校高学年向けとされているD段階からF段階の150冊、中学生以上向けのG段階から50冊、計200冊について調べました。

今回も、リストにある出版社のものに限定せず、レビューやサンプルから小学校高学年がなんとか読める程度の訳または表現が使われていると判断した別の出版社のものも含めています

さて、何冊に増えているのでしょうか。

結論は最後に……と思っていましたが、リストが長ーくなってしまったので、先に書きます。

D段階が9冊、E段階が13冊、F段階が26冊、G段階が27冊と計75冊、前回の3倍に増えていました。F、Gに限って言えば50冊のうち半数以上が電子書籍化されています。

今回使用した『くもんの推薦図書』は2018年版のため、前回の2013年版とは選ばれている作品が若干違うのですが、それでも、大幅な前進といえます!

紙の本には紙の本なりの良さがありますが、子供の頃に読む本の場合、その後、置く場所に困って処分してしまうことが多いように思います。私自身、娘が生まれてから子供の頃の愛読本を相当数買い直しましたが、その後、娘が大好きだったものを除き、譲ったり、寄付したりで手元に残っていません。

電子書籍なら、保管場所をとることがないから、大人になって読み返したり、将来、子供に読ませたりできます。同じ作品を時間を置いて何度も読み返せる良さがあると思います。

Kindle化されている図書一覧(D段階)

Kindle化されている図書一覧(E段階)

Kindle化されている図書一覧(F段階)

Kindle化されている図書一覧(G段階)

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