ブログを書き始めてからは、日本語でのスクリーンショットを撮るために、「日本語」設定に戻してしまったのですが、以前は、iPhoneを「英語」設定で使っていました。
「英語」にしたからといって、英語で入力しなければならないわけでなく、表示が英語になるだけのこと。日本語で問題なく入力できるし、日本語のみに対応したアプリは、日本語表示のまま問題なく使えます。
「英語」で使っていたのは、娘が英語の単語や言い回しに自然と触れる機会を作るためです。娘はiPhoneを触りたがるから、使いたいという気持ちの方が勝って、たとえ英語でも想像しながら使うようになるだろう…、そうやってなんとか使っているうちに、自然と単語や言い回しを覚えてしまうだろう…という目論見です。
日々の生活を英語で考える訓練をするために、英語で日記を付けると良いと言う人がいるけれど、iPhoneを英語で使うというのもそれと同じ、もしくは、それ以上の効果があると思うのです。日記だと、言い回しは自分で考えるから、合っているかわからない。一方、iPhoneの英語はシンプルながら、“本物の英語”です。
たとえば、日本語の「完了」ボタン。英語だと「Done」です。“(I’m) done.”は、頻繁に使われる表現だけれど、(少なくとも20年前の)中学や高校の教科書には載っていなかった表現。
さらに、複数形への意識。日本語は単数か複数かをあまり区別しない言語だけれど、英語は違います。「詳細」は、「Detail」ではなく、「Details」になるし、アプリの名前も、「メッセージ」は「Messages」、「設定」は「Settings」、「リマインダー」は「Reminders」と全部複数形です。
他にも、繰り返し「しない」は「Never」、参加者「なし」やアラート「なし」は「None」だとか、
99通あるうちの10通目は、「10 of 99」だとか、
「(アプリを)友達に教える」は、「Tell a friend」だとか、
私達日本人が間違えやすそうな言い回しを自然と覚えられるのです。
ここに挙げたのは、ほんの一部ですが、iPhoneで使われている英語は、シンプルで、使えるものばかり。娘がいつかiPhoneを持つときにも、英語で使わせようと思っています。
ちなみに、設定を変更する方法は以下の通りです。
「設定」アプリを開き、「一般」>「言語環境」を順にタップします。
そして、一番上の「言語」をタップし、「English」を選択します。書式は、「日本」のままで大丈夫です(電話番号の書式などが変わってしまうため、「日本」のままの方が良いと思います)。
画面が黒くなり、“Setting Language…”と表示されますが、少し待つと、英語表示になったホーム画面に戻ります。
「英語」設定にすると、キーボードのデフォルト設定(最初に表示されるキーボード)が「English」になってしまうので、「Japanese Kana」に戻します。
「Settings」>「General」>「Keyboard」>「Keyboards」と順に進み、「Edit」をタップして、「Japanese」を一番上にスライドします。
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