今年のiPhoneは見送り、5G対応するはずの来年のiPhoneへの機種変更を考えていましたが、娘に使わせているiPhone 7の調子が悪く……(恐らくこの影響)。iPhone Xの月月割が終わるタイミングでiPhone 11を購入し、キャリアも替えました。
iPhoneを使いたいがためにドコモからソフトバンクに替えたのが2010年のこと。ドコモiPhoneの仕様がイマイチで、iPhoneを使い続ける限りドコモはないと思っていましたが方針転換です。
理由は、ライトユーザーを締め出すソフトバンクの価格体系、これに尽きます。この9月からの料金プランでは月2GB(+テザリングを使う場合)で7,000円程度かかってしまうのです(ただし最初の1年だけは1,000円引き)。端末購入補助となる月月割が無くなったのは政府の方針だから仕方ないとしても、2GBを超えたら50GBを選ぶ方がお得という料金体系は極端です。
どこに転出するか?
アップルウォッチ・セルラー版ユーザーの私は、転出先にMVNOは選べません。仕事でかけ放題が必要なこともあり、ドコモかauの二択。
au優先で検討したものの、自宅のネット契約もまとめて考えた場合、「au光」ではフレッツ・テレビ(地デジ視聴)やひかり電話のボイスワープ(転送機能)が利用できないことがネックとなりました。
地デジのアンテナ工事をするとなると考えなきゃいけないことも多くなるし、自宅電話の留守電メッセージをメールで受け取れる機能は重宝していて諦めがたい……。今回はフレッツ光の転用が可能な「ドコモ光」を選びました。
選んだ料金プラン
データは家族3人ともに「ギガライト2」で、夫と私はこれに「かけ放題オプション」を付けています。
3回線利用による「みんなドコモ割」が1回線あたり1,000円、「ドコモ光セット割」が1回線あたり500円あるため、月2~3GB利用の我が家の場合、大人が4,601円、娘が2,731円です(税込、私のみアップルウォッチ用の契約が別途500円、端末は一括購入)。
以前の携帯料金は各社横並びだったように思うのですが、改めて調べてみれば、auもドコモも月7GBまでの利用で家族割が使えます。50GBプランでないと家族割が使えない今のソフトバンクはヘビーユーザー寄り、ファミリーに不向きと判断するしかなく、ここが潮時だったのでしょう。
娘のiPhone XはMNPでドコモのUIM発行
これまで通り、娘には私のお古のiPhoneを渡しました。今まではSIMカードを挿し替えるだけで済みましたが、今回はMNP。ドコモのSIMを発行してもらわないといけません。
ドコモUIMカードの発行はドコモショップのみでの受付(オンラインショップは非対応)になり、UIM発行手数料2,000円と事務手数料3,000円がかかると聞いていましたが、向かったショップでUIM発行の代わりに提案されたのはiPhone 8の購入でした。なんでも「はじめてスマホ購入サポート」が適用されて機種代が実質に1円なる上、これならUIM発行手数料2,000円も不要と言います。その通りに申し込み、SIMは手持ちのiPhone Xに挿しました。
一方、1円で購入したiPhone 8はSIMロック解除して買取に出したところ、ロック解除済みの未使用品ということで予想外の高額買取になりました。フレッツの解約やMNPに伴う手数料(転出・転入)などで5万ほどかかりましたが、下取り・買取で合わせて約8万(ポイント、ギフト券含む)も戻ったのは嬉しい誤算です。
昔のようにMNPすればするほどお得という時代でないものの、損はしないようにできているのかもしれないですね。
端末の保険はドコモでもアップルでもなくモバイル保険で!
保険は以前から加入していた「モバイル保険」で、iPhone 11の方を主端末に、iPhone Xを副端末として登録変更しました。
娘が使う端末でも名義は私なので、月700円(非課税)の契約でどちらもカバーできます。
主端末は年間10万まで、副端末は3万までの補償ですが、副端末でも画面割れ修理(AppleCare+未加入の場合iPhone Xで30,400円+税)ならほぼカバーできます。家族でiPhoneを使っている方には1契約で3台までカバーされる「モバイル保険」おすすめですよ!
最後に、ドコモiPhoneのここが不満
@docomo.ne.jpのアドレスを使うキャリアメール(ドコモメール)がらみの仕様がとにかくいただけないですね。キャリアメールは「メッセージ」アプリでやりとりすべきなのに、ドコモメールは「メッセージ」アプリが使えない残念な仕様です。
また、@docomo.ne.jpのアドレスを変更するとiPhoneのプロファイルのインストールが再度必要になり、結果、消したはずのドコモ関連アプリが大量に復活インストールされる仕様にもげんなりしました……(手動設定することもできますが、プロファイルをインストールする方法がキャリア推奨のようです)。
ただ、近年キャリアメールでしかやりとりできない相手はごく一部になっているのも確かで、目をつぶろうと思います。
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