EvernoteとDropbox、どちらも使い始めて3年位になります。
スマホからもパソコンからもアクセスできる便利なWebサービスであるのは両者共通。とはいえ、それぞれの特色もあります。両者共にいろいろな使い方があり得るのでしょうが、私の使い方について書いてみます。
最初に断っておかなければならないのは、私はEvernoteもDropboxも無料ユーザーだということ(つまり、ヘビーユーザーではありません)。だから、どちらも無料ユーザーに提供されている機能を前提に話をします。
ざっくりとした使い分け
雑記はEvernote、作成した書類はDropbox
雑記レベルで、どんどんメモしておくのはEvernote、一方、ExcelやWordなどを使って作成した書類はDropboxに入れています。
後で検索できるようにしたいものはEvernote
Evernoteに入れておけば、テキストはもちろん、写真(画像)の中の文字も含めて検索できます。だから、とりあえず放り込んでおいて、後で検索するという使い方のものはEvernoteです。
Webクリッパーを使っていれば、Googleで検索をかけた際に、自分のEvernote内も同時に検索してくれます。Evernoteに放り込んだことさえ忘れていた情報が見つかるため、とても便利です。
GoodReaderで見るものはDropbox
「GoodReader」は、PDFやMS Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)などさまざまな形式のファイルをiPhoneで見るためのビューワーアプリです。Dropboxは、GoodReaderとの連携が良いので、GoodReaderで開きたいPDFファイルやExcelファイルはDropboxに入れておきます。
共有するものはDropbox
Dropboxは、無料プランでも共有機能が提供されています。共有したいファイルや写真のリンクをメールすれば、手軽にファイルや写真を渡すことができます。また、夫とのデータのやりとりはより頻繁なので、Dropboxの「共有フォルダ」を使用しています。
iPhoneの中に入れておきたいものはDropbox
Dropboxは無料プランでもオフライン機能が使用できます。圏外でも使いたいもの、頻繁に見るので瞬時に表示されないと困るものは、Dropboxに入れて、「お気に入り」にします。
実際の用途はこんな感じ
Evernote 例1:Webクリッピング(スクラップ)
ファッションスナップ、ネイルスナップ、そして、一度読んだニュース記事のうち後で必要になりそうなものなど、保存しておきたいものを入れておきます。
Evernote 例2:名刺管理
名刺は、スキャナーアプリで撮影しています。
Evernote 例3:レシピ管理
Evernote 例4:読んだ本や勉強した内容のまとめ
本を読んだら、自分に役に立つ部分を抜き出したり、自分が考えたことをまとめておくようにしています。「図書館日和」アプリにメモ書きで済ませることもありますが、まとまった内容を書くときにはEvernoteです。
後で見やすいように、本の表紙の画像をクリップし、まとめと一緒に「ノート」として保存します。何か特定のことについて調べた場合にも、一つの項目ごとに「ノート」にまとめています。
Evernote 例5:購入したファッションアイテムの管理
Evernote 例6:洋服の取扱表示タグや付属品の管理
Evernote 例7:美味しかったものの保存
ワインのラベルや、お菓子のパッケージなど、美味しかったものはiPhoneで写真を撮っておきます。
Evernote 例8:自分が贈ったカードの保存
誕生日カードなど、何を書いたか忘れてしまうので、iPhoneで写真を撮っておきます。
Dropbox 例1:自分が作成した書類やメールで送られてきた添付ファイルなどの保管
少し前であれば、USBメモリに入れていたようなものはすべてDropboxに入れてあります。
Dropbox 例2:ネットからダウンロードしたPDFの保管
iPhoneでダウンロードする場合には、GoodReaderに直接入れてしまうこともありますが、PCでダウンロードするときにはDropboxに入れます。
Dropbox 例3:スキャナーで読み込んだプリント類
学校からの配布プリントなど、スキャナーで読み込んだもの(PDFで保存)はDropboxのフォルダに保存する設定にしてあります。
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