iPhoneで録音する人は要注意! 動画を見ていないのに数時間で大量データを消費した原因は、外出先での「ボイスメモ」アプリの利用でした

昨晩、帰宅した夫が「動画も見ていないし、いつもと同じ使い方だったのに、1日でデータが1GB以上無くなった」と言うのです。

早速、夫のiPhoneで「設定」アプリの「モバイル通信」を開き、モバイルデータ通信を消費したアプリの一覧(消費したデータが多い順に並んでいます)を確認してみると、一番上に「ボイスメモ」アプリが表示されていました。

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「今日、ボイスメモ使った?」と聞いてみると、「セミナーの録音に使った」と言います。「ボイスメモ」って、以前は録音データをローカルに保存するだけでしたが、調べてみると、iOS12で仕様がだいぶ変わったようです。そういえば、アプリのアイコンも変わりましたね。

「設定」アプリの「ボイスメモ」を見ると、「モバイルデータ通信」がデフォルトでオンになっています。

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検索してみると、iOS12のリリースから間もない時期に、この仕様変更によりデータが大量に消費された、と海外で話題になっていました(ソースはこちら)。

「ボイスメモ」もiCloudに同期する仕様になったため、この設定が追加されたようですが、データが大きくなりがちなアプリに対し「モバイルデータ通信」がデフォルトでオンになっているのはいただけないですね。

私の周りでも子供の音楽系のレッスンや打ち合わせの録音に、出先でこのアプリを使っている人は少なくありません。知らぬ間にデータ通信の容量を消費されることのないよう、録音データを出先でiCloudに同期しなければならない特別な理由が無い場合には、「オフ」にしておくのが無難だと思います。

別の方法もあります

上記のように「モバイルデータ通信」をオフにした場合、モバイルデータ通信を使った同期は無効になりますが、Wi-FiではiCloudに同期されます。

そもそも「ボイスメモ」をiCloudに同期しない設定にするには、「設定」アプリの一番上に表示される自分のApple IDのアカウントを選択し、「iCloud」を選んで、「iCloudを使用しているAPP」の一覧で「ボイスメモ」をオフにします。

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