先日、実家の年賀状の宛名印刷を頼まれたときのこと。
少し前にPCを買い換えた実家。古いPCから新しいPCへのデータ移行も私がやったのですが、そのときに「筆まめ」の住所録ファイル(.fwaファイル)もきちんとコピーしておきました。
実家の「筆まめ」は、宛名印刷にしか使用しておらず、随分前に購入したバージョンをアップグレードせずに使ってきたため、OSもすっかり新しくなったPCにはインストールしていません。どうせ宛名印刷も毎年私がやることになるのだから、自分のPCに入っている「筆王」でやれば良いだろうと思っていました。
年賀状ソフトは、大抵、他のソフトからの乗り換え組に対し、データの変換機能を提供しているものなので、「筆王」でも「筆まめ」の住所録を取り込むことができます。
ところが、私の「筆王」で「筆まめ」の住所録ファイルを取り込もうとすると、「バージョンが違うので、データは追加できません」というエラーが出てデータを読んでくれません。
「筆まめ」はもう手元に無いためバージョンの確認ができませんが、手元の「筆王」はVer.20でした。どちらも最新でないので、どのバージョンの変換に対応しているかと調べる気にもなりません。
不測の事態に備えて「筆まめ」のファイルを.csv形式にしておけば良かったと思うも、後の祭り。csvファイルであれば、他のソフトで扱う際にエラーになることはないし、何より中身のデータを確認することができます。
「筆まめ」を買い直すしかないかと半ば諦めたところで、なんと「筆まめ最新バージョンの無料体験版」があるという情報を見付け、すぐにインストール。
無事、移行してあった住所録を開くことができました。無料体験版でも宛名印刷は可能なようですが、なんと1枚印刷したら10分待つ必要があるようです。まあ、そうでもしないと、製品版を買おうと思わないですもんね。そんなわけで、「筆まめ」上では、住所録ファイル(.fwaファイル)を.csvファイルとして書き出すところまでをやり、終了。
次に、この.csvファイルを「筆王」で開き、「筆王」の住所録ファイルとして取り込んだ後、「筆王」上で宛名印刷を終えました。
この程度の手間で済んで良かったですが、こんな場合に備えて、今後、年賀状ソフトの住所録は.csvファイルでも残しておくべきと反省しました。
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