「使い過ぎてない?」- 子供のiPhone利用状況をプライバシーに配慮しつつチェックする方法

中学生の娘にiPhoneを与えていますが(設定についての記事はこちら)、使い過ぎていないか、適切な使い方をしているか、ときにはチェックしたいと思うことがあります。

とはいえ、どのレベルのチェック、監視を行なうかというのは親として悩ましいところ。

保護者会へ行くと、「子供のLINEのやりとりはすべてチェックしている」とか「LINEはちょこちょこ見るようにしている」と話される方もわりとおられます。我が家では、中学生になれば親に知られたくない話もあるだろうと思うのと、そこまでのチェックをする時間が無いのもあり、「”大きな問題が起きない限りは”メッセージのやりとりを見ない」と伝えてあります。ただ、「チェックしているおうちもあるのを意識して、やりとりをする必要があるね」と釘を刺すのは忘れません。

それでも、親が与えているスマホだから、「親が決めたルールは守る必要があるし、使い過ぎていないかのチェックはするよ」と断った上で、抜き打ち的に「設定」アプリの「バッテリー」から「24時間以内のバッテリーの使用状況」をチェックしています。

最初に表示されるのは使用率のみですが、右の方にある時計のマークをタップすると、以下の通り、時間も表示されるようになります
 
battery_usage

本来はどのアプリがどの程度バッテリーを消費しているかをチェックする画面ですが、「直近24時間でどのアプリをどのくらいの時間使っていたか」をひと目で確認できます。バッテリーを消費した割合が多いアプリの順に並ぶので、必ずしも利用時間の多い順にはなりませんが、役目は十分果たしてくれます。

訪れたサイトの履歴や友達とのメッセージのやりとりは削除することもできますが、ここに表示される内容はごまかしがきかないので、そういう意味でもチェックに適していると思っています。

Safariでどんなサイトや動画を観ていたのか、LINEでどんなやりとりをしていたのかというのは、この画面からではわかりません。むしろ単純に利用時間だけがわかるのが良いところだと思っていて、コンテンツは娘のプライバシーだから状況が許す限りは見ないでおきたいと考えています。それを認めるには、iPhoneを使うのはリビングのみ(寝るときにもリビングに置いておく)といったルールやアクセス制限の利用が前提となっていますし、日頃から学校での様子などをある程度オープンに話す関係を保ち、小さな変化に注意を配っておく責任があると思っています。

あまりにも目に余るときにはこの画面のスクリーンショットを撮って、家族のLINEグループに送ることもあります。夫に把握しておいて欲しいのと同時に、娘にも自覚して欲しいと思ってのことです。数字(時間)を突きつけられると、さすがに本人も堪えるようで反省していましたね。

今後、娘の成長に応じて頻度や方法を見直すことになるのでしょうが、当面こんな感じでいこうと思っています。

2018.10.18追記

iOS12の新機能「スクリーンタイム」を使い始めました。

中学生の娘のiPhone、インスタのインストールと引き換えに「スクリーンタイム」機能を使ったアプリの使用制限を導入しました
iOS12に導入された新機能の1つ「スクリーンタイム」。iPhoneを使用した(画面を見ていた)時間がアプリ毎に記録、表示されます。

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