新しいiPhoneからFiledrop経由でWindowsに写真を送ると、表示できない!…問題について

iPhone上だけで写真を見ていると気付きにくいのですが、iOS 11以降、写真のフォーマットが変更されています。

私のiPhone Xでも、出荷時のデフォルトが「高効率」という新しいフォーマット(HEIF形式)になっていました。

IMG_8607

iPhone上ではそういう形式になっていても、写真をLINEやメールアプリで送ったりすれば、自動でJPEG形式に変換してくれるから、普段はこのフォーマットを意識することも、困ることもありません。

自動で変換されるのは、以下の通り、「写真」アプリで「MACまたはPCに転送」する際に「自動」で互換性のあるフォーマットにする設定となっているため。これはデフォルトの設定なので、あえて変更していなければ、以下のようになっていると思います。

photo_settings

ところが、「Filedrop」アプリでWindowsマシンと写真をやりとりした場合は、上記の設定は反映されず、自動でフォーマット変換されないのです。

Windows上で見ると、拡張子が.heicになっていて、紐付けされたアプリケーションが無いことからわかるように、このままでは画像として表示することはできません。

heic

以下のような無料のコンバーターを使用すれば、.jpgに変換することはできますが、正直面倒……。

iMazing コンバータ | 写真をHEICからJPEGに、ビデオをHEVCからMPEG-4に変換する無料ツール
iMazingコンバータは、写真をHEICからJPEGまたはPNGに、ビデオをHEVCからMPEG-4に変換するMacおよびPC対応の無料アプリです。

私は枚数が多いときには、コンバーターによる変換、少ないときには、Filedropを使わず、メールなどで写真を送信しています。

iPhone-Windows間(iPhone-Mac間)でのファイルのやりとりが非常に速く、インターネットを介さず使えることからセキュリティ的にも安心なFiledropアプリ。

重宝しているだけに、この仕様になっているのは、とても残念。

そんなわけで、現在開発者に機能拡張予定がないのか問い合わせています。回答があれば、記事にしたいと思っています。

2018.3.17追記

今のところ、回答はありません。この先も望み薄かな…。

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