電子申告が完了し、還付される税金があると知ると、それはいつ戻るのかというのが次の関心事ですね。
私の今年の申告は先月16日。今日、口座に還付金が戻ってきました。初めてe-Taxで申告した10年前には、紙での申告に比べ還付が早いことに驚きましたが、慣れてしまうとそれほど早く感じられません。今回は申告が早かった分、還付金の戻りも多少早かったのですが、ふと疑問に思ったのが、申告の時期によって還付までの日数に違いがあるのかということ。早速、直近6年分を比較してみることにしました。
国税庁サイトには、このように書かれています。
自宅や税理士事務所からe-Tax(電子申告)で提出された還付申告は3週間程度で処理しています。
(e-Taxで1月・2月に提出された場合は、2~3週間程度で処理しています。)
実際のところは、どうなのでしょう?
私の場合、直近6年間の結果は以下のようになりました。
年 | 申告 | 還付(連絡) | 日数 |
---|---|---|---|
24 | 2/27 | 3/18(3/15) | 19日(13営業日) |
25 | 2/25 | 3/11(3/6) | 14日(10営業日) |
26 | 2/21 | 3/3(2/27) | 10日(7営業日) |
27 | 2/23 | 3/10(3/8) | 16日(12営業日) |
28 | 2/27 | 3/17(3/15) | 18日(14営業日) |
29 | 2/16 | 3/2(2/28) | 14日(10営業日) |
30 | 2/8 | 2/26(2/22) | 18日(11営業日) |
01 | 1/30 | 2/18(2/14) | 19日(12営業日) |
02 | 1/25 | 2/8(2/4) | 14日(10営業日) |
03 | 1/24 | 2/8(2/4) | 15日(11営業日) |
また、コメントで「30年度の日数計算で申告期間の初日から数えるのは間違っています。還付申告は所得税確定申告の申告期間より前でも入金は行われるため、申告期間の初日まで保留されているわけではないからです」とご指摘を受けましたので、申告からの日数に訂正しました。
「還付」欄が実際に銀行口座に入金された日付です。参考までに、還付金の支払手続を行なう「支払手続日」を知らせるメール(厳密には、メッセージボックスへのメッセージ)が税務署から届いた日付を括弧内に併記しました。
メールが届いた日の翌営業日が支払手続日となっていることが多く、入金が確認できるのは大抵その翌営業日、つまり、メールが届いた日の2営業日後でした。
日数で見ると、申告から還付まで最短で10日、最も期間を要した場合で19日となりました。営業日で見ると若干ばらつきが少なくなり、最短で7営業日後、最長で14営業日後でした。
比較的遅めの申告となった平成24年や平成28年は他の年よりも日数がかかっていますが、申告日が一番早かった今年が最短というわけではありません。確定申告の受付初日にはやはり大量の申告書が提出されるからなのでしょうか。その処理が一段落する時期を上手く引き当てた(?)2月21日の申告(平成26年)が最短となりました。あくまでも一例に過ぎませんが、なんとなく傾向がつかめるような気も?
ところで、還付の申告って、確定申告の始まる2月16日より前にできるんですねー。知らなかった!
来年は1月中、もしくは2月前半に申告してみようと思っています。
コメント
30年度の日数計算で申告期間の初日から数えるのは間違っています。
還付申告は所得税確定申告の申告期間より前でも入金は行われるため、申告期間の初日まで保留されているわけではないからです。
他と同じ申告日の2019/2/8からの日数で数えるべきです。
はるさん
ご指摘ありがとうございました。
記事を訂正しました。