これまで使っていたNECの無線ルーターは、2011年に購入したAtermのWR8370Nというモデル。マンションから戸建てに引っ越し、家の隅々まで電波が届かなくなったために買い直したものです。
近年は、接続台数が10台を超えることも多く、さすがに力不足なのか、接続が不安定になり(特に、いつも使わない機器を繋いだときに不安定になることが顕著)、週に数度ペースで再起動しながら使っていました。ここのところ、その再起動のペースが少し上がってきて1日に1回くらいに。そろそろ潮時と、新しいルーターに買い換えることにしました。
我が家の場合、1階にある夫の書斎近くにONUと無線ルーターを設置していて、夫のMac、プリンタのみ有線接続、その他の機器はすべて、2階のリビング、子供部屋からの無線接続です。
私がPCやタブレット、スマホを使う場所は無線ルーターから水平にも垂直にも離れているので、まずは、2.4GHz帯で安定した接続ができるかが大事。あとは、同時接続の台数が多いもの。そして、少し高くとも、ゆとりのあるパワー、今後を見据えた機能を持つ長く使えそうな機種にしたいというのが大まかな希望でした。
これまで使用してきたAterm決め打ちでも良かったのですが、近年の無線ルーター事情も知りたかったので、雑誌のバックナンバーを購入。最新ルーター(雑誌発売時点)の55台を実際に使用して比較した記事が目当てです。
そうすると、非常に評価が高かったのが、バッファローの「WSR-2533DHP」。「MONOQLO」では昨年も無線ルーターの検証特集があったらしいのですが、昨年は1位、今回も3位に選ばれています。
一方、Atermのハイパワータイプの最新機種(雑誌発売時点)「PA-WG2600HP2」は55台中14位と、低くはないものの、それほど高評価でもありません。
ただ、過去に、アイ・オー・データ、バッファロー、Aterm(NEC)と使用してきて思うのは、Atermには圧倒的な安定感があったということ。信頼できるブランドなので、候補からすぐに外してしまうのは惜しいです。
とりあえず、Atermの最新機種「PA-WG2600HP3」とバッファロー「WSR-2533DHP」に絞ってAmazonや楽天のレビューを読み込んでみることにしました。
すると、バッファローの「WSR-2533DHP」には意外にも評価が低いレビューが多く見つかります。人気機種で総レビュー数が多いから評価が低いレビューの数も増えてしまうのだと思うのですが、電波の届き方に関し、不安が残るレビューがいくつもありました。となると、雑誌の検証を行なった間取りが我が家のそれとはだいぶ異なるものだったことも気になりだします。
一方、「PA-WG2600HP3」の評価が低いレビューは、数も少なく、我が家の環境には当てはまらないものばかり。やはり安定感があることに満足している人は多かったのです。
そこで、回り道はしたものの、「PA-WG2600HP3」を購入し、先週から使い始めました。
感想は、……最高の一言!
何台繋ごうとも快適、接続も非常に安定しています。混み合う時間帯、空いている時間帯それぞれで、以前の2倍以上の速度が出ています。
やっぱりルーターは再起動しつつ騙し騙し使うものではないですね。反省。定期的に更新した方がずっと快適に使えると再認識しました。
2020.4.22追記
「V6プラス」に対応したプロバイダーをお使いなら、設定をお忘れなく!
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