とうとう住民基本台帳カードの電子証明書の有効期間が切れてしまい、今年の確定申告からマイナンバーカードの電子証明書を使用することになりました。
10年目のe-Taxで申告手順には慣れているものの、カード切り替えの手順は初めてやったので、まとめておきます。
手元に用意しておくもの
必要となるのは、ICカードリーダー、マイナンバーカード、利用者識別番号、利用者識別番号の暗証番号、役所で設定した「署名用電子証明書暗証番号」です。
私が利用しているICカードリーダーは、マイナンバーカードでも引き続き利用可能でした。
余談ですが、このICカードリーダーは、娘のSuicaのチャージにも使用しています。
それはさておき、本題へ。
まずは、毎年必要な手順
確定申告書作成サイトへアクセス。今年も、対応ブラウザは「Internet Explorer」のみです。
「過去の年分のデータ利用」「e-Tax」を順に選択し、
「e-Taxを行う前の確認」画面で「事前準備セットアップファイル」をインストールします。
ここまでは毎年必要な作業ですが、今回、私の環境だと、このセットアップファイルのインストール時にInternet Explorerを終了させておかないと、インストールがうまくいきませんでした。過去にはそのように書いてあっても「実行」を選んでインストールできたように思うのですが、今年は「保存」を選んで、ブラウザを終了させないとダメでした。
以下のように、ファイルを保存し、ブラウザを含め起動しているソフトウェアを全て終了させてから、jizen_setup.exeファイルをダブルクリックします。
インストール後は、先ほどの画面に戻るか聞かれるので、「はい」を選んで、「下記のチェック項目については、すべて確認済みです」にチェックを入れ、次の手順に移ります。
ここからがカード切り替えのための手順
まず、「利用者識別番号をお持ちの方」を選び、
以下の「利用者識別番号等の入力」画面で利用者識別番号を入力。「e-Taxの暗証番号」には、利用者識別番号のパスワードを入力します。そして、ここが肝ですが、チェックボックスにチェックを入れ、その下の「情報検索」をクリックします。
次の「送信者選択」画面で「自分で」を選ぶと、
以下の「電子証明書の登録・再登録」画面になります。ここで、ICカードリーダーを接続し、リーダーの上にマイナンバーカードを置いたら、「次へ」をクリックします。
次の画面で、ICカード発行元の認証局サービス名が「公的個人認証(マイナンバーカード)」になっていることを確認し、「次へ」をクリックします。
以下のように公的個人認証署名用パスワードを求められるので、役所で設定した「署名用電子証明書暗証番号」を入力します。
次の画面で、再度、利用者識別番号の暗証番号を入力します。
以下の受信通知が表示されれば、無事、新しい電子証明書の登録が完了したことになります。
ここから先は、通常のe-Taxの手順になります。
2018.3.2追記
今年の還付金戻ってきました。
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