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海外旅行中に「050 plus」の留守番電話機能を利用してみました

先日の三連休を利用して海外へ出かけていたのですが、この機会にIP電話サービスの「050 plus」を利用してみました。

海外での通話料金が安いのはもちろんのこと、特に魅力に感じたのは「050 plus」の留守番電話機能。留守番電話メッセージが録音されると、事前に登録したメールアドレスに添付ファイルで留守電メッセージを送信してくれる機能があるのです。Wi-Fi環境さえあれば、海外にいても無料で留守電メッセージを聞くことができます。

もちろん、いつものソフトバンクの電話番号を使って、電話を受けたり、留守電を聞くこともできますが、海外では電話を受けるのにも、留守電を聞くのにも、高い通話料(海外ローミング料金)を支払う必要があります。

そこで、「050 plus」に登録し、050で始まる電話番号を取得して、いつものソフトバンクの番号にかかってきた電話をこちらの番号へ転送することにしました。こうすれば、海外滞在中に電話を受けても、050 plusの海外着信は無料のため、いつもの番号から050への番号へ転送される際の国内通話料金(20円/30秒)のみで通話をすることができます。

こちらがWi-Fi環境にいなかった場合には、050 plusの留守番電話に直接接続されます。先にも書いたように、Wi-Fiさえあれば、留守電メッセージの確認は無料なうえ、相手にかけ直す際にも、050 plusの番号を利用してかければ、ずっとおトクに電話をすることができます(例えば、私が今回滞在したオーストラリアの場合、ソフトバンクだと1分265円かかるところ、050 plusの固定宛てなら3分8.64円、携帯宛てでも1分17.28円で済んでしまいます)。

今回の旅では、仕事相手からの留守電メッセージを何度かメールで受け取ることができ、非常に助かりました。

以下、設定方法です。

まずは、「050 plus」のサイトから申し込みを済ませます。留守番電話の機能が利用できるのは、登録日の翌日からになるので、旅行の数日前に登録を済ませておいた方が無難です。

登録が済んだら、「050 plus」アプリで初期設定をします。

050 plus

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画面下から「設定」メニューを選択し、一覧の下の方にある「050 plusの初期設定」をタップします。以下の画面で、取得した050の番号と登録の際に設定したパスワードを入力します。初期設定が済めば、留守番電話以外の機能が利用できるようになります。

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登録日翌日になったら、「050 plus」アプリで留守番電話の設定をします。再度、「設定」メニューから「管理メニュー」を選択し、設定パスワードを入力してログイン。「オプション設定(留守番電話)」、「留守番電話設定」を順にタップします。

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一番上の設定を「利用する」に変更し、通知先メールアドレスを入力します。

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通知方法は、録音された場合メールを受け取るようにするならば、「録音時のみ」に設定します。

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今回使ってみて注意が必要だと思ったのは、「着信履歴」についてです。アプリの着信履歴に表示されるのは、Wi-Fi環境にて着信できた場合、もしくは、着信できずに留守電に転送され留守電が残った場合のみのようです。こちらがWi-Fi環境におらず、留守番電話に接続された場合、相手が留守電を残してくれなくとも、着信があったことを知りたいのであれば、上記の「通知方法」を「全て通知」にしておく必要あります。

一番下の「暗証番号」を入力し、「設定」をタップすれば、設定完了です。完了時には、その旨記載されたメールも届きます。ここまで終われば、「050 plus」アプリ側の設定は終了です。

あとは、出発前にiPhoneの「電話」アプリで「自動転送」の設定をするだけです。私は、機内に乗り込む寸前に設定しました。自動転送の設定中は、画面上の時計の左隣に転送されていることを示すマークが表示されます。

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実際に留守電が残されると、以下のようなメールが届きます。添付ファイルなので、何度でも聞き返すことができ重宝しました。ちなみに、この22秒の録音メッセージが録音された際のソフトバンクからの請求料金(ソフトバンクから050への転送分)は40円でした。

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「050 plus」のサービスを利用するには月額基本料が324円かかりますが、契約月とその翌月は無料になるキャンペーンをしています。国内では、LINEなどで十分足りてしまい、それほどメリットは感じられませんが、海外では利用価値が大きいと思いました。

2017.5.24追記

現在、留守番電話機能は、以下のように設定しています。海外にいてもそのまま利用できるため、とても便利です。

iPhoneの無料留守電を実現! - 家の留守電とスマホの留守電を一本化し、外出先や海外でも聞けるようにしました
プライベートのやりとりは、LINEやMessengerなど、メッセージベースが主となっていますが、仕事の連絡、娘の学校や塾とのやりとりではそうもいかないもの。家の電話、スマホ共に、週に数回は留守電に入ったメッセージを聞く機会があります。 ...

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