79,548 views

iPhoneの明細を見直して、不要なオプションや「他社宛SMS」にお金を払っていないか確認!

先日、知り合いから「iPhoneの支払い金額が高いように思うので、いらないオプションが無いか見てほしい」と言われました。確認すると、やはり不要なオプションがいくつか…。

携帯電話の契約は呆れるくらいに時間がかかるし、料金体系やオプションに相当精通していないと、店員さんが何を言っているかわからない。結果、余計なオプションや、ひどいときには、余計な”もの”を契約させられてしまうことがあります。「フォトフレーム」や「モバイルルーター」を契約させられてしまったなんて聞くと、自分のことでなくても悔しい!私がお手伝いをさせていただく場合には、契約から同行するようにしています。

iPhoneに必要なオプションは?(ソフトバンクの場合)

結論から言うと、iPhoneを使うために最低限必要なプラン・オプションはこれだけです。

  • ホワイトプラン (いわゆる「基本料」月980円)
  • パケットし放題フラット (4Sまでだと月4200円、5だとLTEになるため月5200円)
  • S!ベーシックパック(i)(追記:現在は「ウェブ使用料(i)」) (月300円)
  •  
    上記の他に、携帯の契約に必ず必要となる「ユニバーサルサービス料」3円(追記:ユニバーサルサービス料は定期的に見直されており、2018年1月以降は2円になっています)、端末代金(実質無料になる16GB以外の機種で、24ヶ月の支払いが終了していない場合)がかかります。

    契約の際に、以下のような有料オプションを強制的に付けられた、もしくは、特典プレゼントをもらうために付けてもらった場合には、1ヶ月以内に外せば請求されません。

  • Wホワイト (月980円)
  • iPhone基本パック (月498円)
  • あんしん保証パック(i) (月498円)
  •  
    「Wホワイト」は、他社ケータイへの通話料が半額になるサービスですが、他社宛に月50分程度通話をする人でないとおトクになりません。「LINE」や「Skype」などのアプリを使えば他社スマホへの無料通話も可能になるため、不要なことが多いと思います。

    iPhone基本パック」も、必須オプションのような紛らわしい名前が付いていますが、必須でないどころか、必要な方は少ないと思います。まず、ソフトバンクの留守番電話は無料です。基本パックに含まれる有料の「留守番電話プラス(ビジュアルボイスメール)」は便利ですが、ケータイのようにセンターに問い合わせる留守番電話は無料(ただし、月額利用料が無料という意味で、留守電を聞くために1416に問い合わせる際の通話料が21円/30秒かかります)なので、留守電をよく使う方以外は不要だと思います。また、子供に「みまもりケータイ」を持たせている場合には、「位置ナビ」が必要ですが、個別に契約すれば月210円で済みます。

    2018.3.4追記

    現在は、無料の留守番電話は選択できず、有料の留守番電話を契約しない場合、留守番電話は使えなくなっています。無料の留守番電話を実現するためには、ちょっとした工夫が必要です。ご興味のある方はこちらの記事をどうぞ。

    「あんしん保証パック」は、ソフトバンクが故障・破損・水濡れ・電池消耗などを保証してくれるサービス。auも同じようなサービスを498円で提供していますが、この手のサービスを必要とするなら、Appleが提供している「AppleCare+」(月366円)に入る方がおすすめだと思います。ソフトバンクやauのショップでも、購入時ならば申し込みできます。

    2018.4.9追記

    現在、「あんしん保証パック」は650円+税、「AppleCare+」は月換算で950円+税となっています。今から加入するのであれば、月々700円で所有する端末を3台まで補償対象にできる「モバイル保険」がおすすめです。

    iPhone Xの画面を割りそうになり、不安に駆られて「モバイル保険」の申込をしました
    先日、玄関の掃除をしていたところ、ポケットからiPhone Xが滑り落ちてしまいました。角から玄関タイルへカッツーンと落下し、割れた!と思いましたが、間一髪。シリコンのケースにガッツリ傷が入ったものの本体は無事でした。

    尚、上記のオプション変更は、「My Softbank」から可能です。

    「他社宛SMS」は、パケット定額対象外!(ソフトバンク・au共通)

    もう一つ、意識しないで請求されている可能性があるものとして「他社宛SMS」があります。「SMS」は携帯番号に送れるショートメッセージ(70文字まで)で、2011年からは他社間(ソフトバンクとドコモなど)でも送れるようになりました。でも、この「他社宛SMS」の送信は、1通3円(+消費税)と有料で、かつ、パケット定額の対象外なんです。

    sms

    明細を見ると、きちんと請求されています。1通3円なんて気にするような金額でもないけれど、パケット定額に4,000円とか5,000円とか支払っていて、わざわざ対象外の通信をするなんて、勿体無いなと思ってしまいます。MMS(携帯メールアドレスを使ったメール)はパケット定額の対象で、かつ文字数の制限もないので、携帯アドレスを使って「メッセージ」を送った方が良いと思います。

    もし、「他社宛SMS」の請求額が多い場合には、「メッセージ」アプリで携帯番号と携帯アドレスのどちらを使っているかを確認してみると良いと思います。

    「メッセージ」アプリを起動し、メッセージやりとりを表示したら、時計の部分をタップします。(追記:現在の画面は変わっています。こちらをどうぞ。)

    sms4

    「連絡先の情報」をタップします。

    sms3

    ここで、電話番号が青く表示されていれば、「SMS」でのやりとり、携帯アドレスが青く表示されていれば、「MMS」のやりとりをしていることになります。

    sms1

    sms2

    電話番号でのやりとりと携帯アドレスでのやりとりは、同じ相手でもフォルダ(リスト)が分かれます。いつもと違うフォルダ(リスト)にメッセージが入ったら、「連絡先の情報」を確認してみると良いと思います。

    2018.3.4追記

    現在は、確認方法が変わっています。

    以下のように、画面右上の「i」マークをタップし、

    IMG_8587

    次の画面で、再度右上のマークをタップします。

    IMG_8585

    そうすると、メッセージをやりとりしていた相手の連絡先が表示されるため、「最近使った項目」を確認します。下記の画面の場合、電話番号が「最近使った項目」として表示されているので、SMSのやりとりとわかります。「最近使った項目」がメールアドレスになっている場合は、MMS(携帯メール)でのやりとりです。

    IMG_8586

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました